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地震に強い!倒壊しない家とは?耐震性能と暮るみの家の耐震等級

2023.10.13


みなさんは地震への備え、していますか?
近年では、大きな地震がいつどこで起きるかわからない状況にあります。
住宅の倒壊についても、気にされる方が多いのではないでしょうか。


この記事では

・新築が欲しいけど耐震性はどう見極める?
・耐震等級はどれくらいがいいのか?
・暮るみの家の耐震設計

などがわかります。

耐震基準とはなにか?

そもそも、地震に強い家とはどんな家でしょうか?
大きく分けると以下の3点です。

耐震基準・地震に強い家

・基礎となる地盤の強さ
・壁の強度
・支える各素材の強さ(柱や梁、接合部)


こういったものを総合し、検査して数値化しながら耐震性能があるかを測られることになります。

「旧耐震基準」と「新耐震基準」の違い

住宅をはじめ、いかなる建物を建てる際にも、建築基準法で決められている耐震基準をクリアする必要があります。
建築基準法は1950年に制定されたものです。
その中で耐震基準は、1971年、1981年、2000年と、たびたび大きな改正が行われました。

旧耐震
1981年5月31日以前に適用を受けた建物
新耐震
1981年6月1日以降の確認適用を受けた建物


旧耐震基準では「震度5程度の地震が起こってしまっても、倒壊しない、大きな損害を受けない」という基準でした。
新耐震基準では「震度6程度の大きな地震が起こっても、建物の倒壊が起きない」という基準に変わっています。

耐震等級とは

建物の耐震性能に関しては、「耐震等級」という言葉が使われます。
耐震等級とは、地震が起きた際、建物に充分な強度があるかを示す指標のひとつです。
耐震等級は、1~3に分けられています。
3に近づくほど耐震強度は高いとみなされ、地震が起きても安心度の高い家となります。
建築のことを知らない方でも、耐震性能の指標としてパッとわかるようにしてあるものです。

耐震等級の決め方とは?

耐震等級は、2000年以降に住宅性能表示制度として定められたものです。
耐震等級1は、建築基準法をクリアしていれば認定されます。
耐震等級2や3を取得したい場合は、検査を受けることで住宅性能評価書を交付され、認定されます。
申請には書類などが必要です。
「建築基準法」と「建築基準法施行令」に定められた耐震性能をクリアすることが必須です。

耐震等級がない家もある?

ご自分の家が耐震等級がいくつだろうと不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
住宅を建てるためには、建築基準法に従う必要があります。
そうでないと違法建築物となってしまいます。
今現在、新築されているものは耐震基準を満たしているのでご安心ください。
最低でも現在の建築基準法により、「耐震等級1」は必ず担保する必要があります。

耐震等級1

一般的な戸建て住宅はこの等級が多いです。
耐震等級1は、建築基準法が定める最低限の基準をクリアしている建物です。
震度5程度の地震では倒壊しませんが、震度6~7の地震が何度も来ると、倒壊の恐れもあります。
一度の大きな地震には耐えられても、同時期に頻発するなど、衝撃が強い場合に耐えにくく、不安は残ります。

耐震等級2

学校や病院などの施設は、この等級以上の造りになっている事が多いです。
耐震等級1の1.25倍の地震が来たとしても、耐えられる強さを持つ建物になります。
災害が起きた時の避難場所、大勢の命を守るべき場所である学校や病院、警察などの施設は耐震等級2以上が義務付けられています。

耐震等級3

一般的に消防署、警察署などがこの等級にあたります。
耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる強度の建物となります。
等級の中でも最高レベルの耐震強度です。
実際、警察署や消防署は、このレベルで建設されている例が多いです。
震度6~7の地震が何度も来てしまっても、倒壊することなく建っているレベルです。
修繕をしながらでも、住み続ける事が可能といえます。

長期優良住宅と耐震構造

「長期優良住宅」という言葉も一般的になりました。
長期優良住宅とは、永い期間にわたって世代が住み続けられる住宅のことで、国土交通省の定めた基準をクリアした住宅のことです。
そのため、税金の減額などもなされる住宅となります。
この住宅には、耐震性能も重視されており、耐震等級2以上があってはじめて認定されます。
特に耐震等級2以上の判断基準として、接合部の強度や基礎の強度、耐力壁の量やバランス、床倍率などをトータルに測られ、判断されます。

地震対策のための構造

地震につよい家の構造には主に以下の3点があります。

耐震構造

耐震構造とは、建物に強度を与えることで、地震の揺れに対しても、耐えられる構造を持つ家づくりの工法です。
角、柱と柱の間に補強材を入れたり、構造用合板を貼って、地震が来ても倒壊しない家を作ります。
1階より2階の方が地震の時の揺れが激しいと感じる方が多いです。

制振構造

耐震構造とは違って、精神構造では、建物の揺れを吸収する作りになっているところが特徴です。マンションなどにもよく採用されている施工となります。
揺れを吸収すると言う特徴があるので、地震が起きた時に揺らして逃すと言う形で建物に損害を与えないようにします。

免震構造

地震で建物が揺れても、建物に伝わりにくい工法であるため、あまり揺れたことを肌で感じない方も多いです。
免震装置を設置する方法のため、設置費用がかかります。マンション等に多い施工です。
家の中の物家具等も動きづらく、地震が起きても部屋の中に物が散乱しにくい造りとなっています。

暮るみの家の耐震構造

耐震等級3を取得ずみ

暮るみ株式会社では、耐震等級3を取得しています。
健康を守る家として家づくりをしていますが、地震に強く、ご家族の健康を守ることも当然のこととし、耐震等級に対しても昔からやってきました。
一般的な戸建て住宅では等級1である事が多いです。
しかし暮るみでは、警察署や消防署の耐震性能と同等である等級3を持っています。
このご時世、地震も増えています。
やはり家は命を守る場所ですから、等級は高いことに越した事はないと思っています。

木材を腐らせないための工夫

木造住宅で多いのが、壁の中で結露が起こってしまう状況です。
壁で結露が起こると発見がしにくく、骨組みとなっている柱は腐ると支える部分が弱くなり、地震の際に倒壊しやすい家となってしまいます。
暮るみでは、独自の換気システムを採用しており、家が常に綺麗な空気でが満たされています。
結露も起こりにくい仕様となっています。

シロアリ被害

内部結露のほかに、木造住宅で心配すべき事はシロアリの被害です。
日本にはいろいろなシロアリが住み着いており、その駆除に困る方も多いと思います。
中の木材が食べられてしまい、スカスカになってしまうと、やはり耐震性も弱くなってしまいます。
暮るみでのシロアリ被害の対策については、こちらをお読みください。

暮るみの家独自の地震対策

少し専門的な話になってしまいますが、通し柱を使わないようにしています。
通し柱とは、2階以上の建物をつくる場合に土台から軒まで継ぎ目なく、一本で貫通している柱のことです。
通し柱にしてしまうと、木材同士を繋ぎ合わせる節目部分にどうしても穴を開けることになります。
2階の床を支える梁を入れるため等に穴に開けると、どうしても耐震性能としては弱くなります。
そのため、通し柱は使わない事にしています。

暮るみ株式会社は、あなたの家守り隊です!
地震に強く、ご家族をお守りできる構造に自信を持っています。
暮るみの内部の構造に関して詳しく知りたい方には、見学会も行っています。
お気軽にご相談にいらっしゃってください↓↓


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