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新築はシックハウス症候群になる?原因と対策|建築前にできる暮るみの対策

2023.10.24

みなさんは、シックハウス症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

最近の家は、高気密・高断熱になっています。そのため、お部屋の中からの汚い空気が出にくくなり、シックハウス症候群が心配されてきました。


この記事では、

・シックハウス症候群とは何?
・症状や診断、対策方法
・暮るみのアレルギーになりにくい家

がわかります。

シックハウス症候群って何?

シックハウス症候群とは、新築の建物に使われた材料などから化学物質が発生し、室内の空気が汚れ、それを吸い込んだり触れたりすることで症状が出る事を指します。
石油ストーブなど暖房器具から出る燃焼ガスを吸い込む事によっても引き起こされます。
(石油ストーブからは、一酸化炭素や窒素酸化物が放出されています。)

シックハウス症候群の症状とは

新築に住んでも、全く症状のない人がほとんどです。
しかし、アレルギー体質の方、化学物質過敏症の方など、過敏に反応してしまう人はシックハウス症候群になりやすいかもしれません。
シックハウス症候群として出てくる健康被害は、人によって様々です。

【一般的な症状】
目がチカチカする
喉の痛みがある
気持ち悪さ、吐き気
頭痛
皮膚への刺激感や湿疹
身体がだるい、集中力がないなど

あまりにもひどい場合は呼吸困難などになるケースもあります。

シックハウスになる原因物質

住宅を建築する際には、国の基準(建築基準法)を満たす必要があります。有害物質に関しても基準が設けられています。
そのため、今建築されているすべての住宅はクリアしているのでご安心ください。
しかし化学物質過敏症など、物質に対して過敏な人はどうしても反応してしまうことがあります。
新築住宅に使用される建材(接着剤や木材の上に塗られる塗料)で、有害物質を発生する可能性があるものの代表として、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アセトンやトリメチルベンゼン等が挙げられます。
ホルムアルデヒドはフローリングなど内装の広い箇所に使われることも多く、シックハウスの代表的な原因物質です。
また、カビやダニ、ハウスダストなど、もともと持ち込んだ家具などからも症状が出る可能性があります。

症状と病院での診断、治療

シックハウス症候群とは、医学的に定められた疾患名というよりは、住宅から発生する化学物質によって引き起こされる健康被害のひとつとみなされています。
個人差も大きいアレルギー反応であり、まだはっきりとその仕組みや疾患が確立されていません。

問診・診断
具体的には、病院で今ある症状、どのような時に発症したのか等を詳しく聞いていきます。
リビングのこの場所に居る時にだけ症状が出る、外に出ると治る、といった場合などにシックハウス症候群が疑われます。
一般的には目や鼻の症状、めまいや頭痛などが主な症状です。
花粉症や更年期障害、不定愁訴などとも似ている症状のため、診察によって見極めが必要です。
シックハウス症候群自体の治療薬はないので、基本的には対症療法をとることになるでしょう。
対処法
原因物質をつきとめ、その物質を遠ざけることが治す近道です。
換気を頻繁に行ったり、家具であれば買い替えたりするなどです。
それでも改善がみられない、症状が重い場合には一部リフォームを検討するなど、身体に負担を与えている物質があれば遠ざけましょう。

対策と予防

対策、予防はいくつかありますので、症状が出る前に実行していきましょう。

掃除で予防

ほこりなどが溜まらないきれいな空間にするために、日々の掃除を心がけましょう。
また、お部屋の結露によってカビやダニが発生し、そこから症状が出るケースもあります。
気になる場合は窓の性能の見直し、窓のリフォーム含めて検討されると良いでしょう。

換気対策

有害物質がお部屋の中に溜まってしまわない工夫をしましょう。
窓を開けて通気をよくするなど、空気の経路を塞がないようにすることが重要です。
建てる前に気をつけることとして、施行してくれる工務店と、使う建材、薬剤等について事前にしっかりと話し合っておきましょう。

家具などに付着した物質に注意

家具が発する有害物質に関しても注意です。海外製のテーブルや椅子などはデザイン性を重視するばかりではなく、強い匂いがしないか、カビの心配がないか等、気になる点を見極めましょう。

暮るみのシックハウス症候群への対策

高気密・高断熱であることは、家のあたたかさや健康のためにも重要なことで、外すわけにはいきません。そのため換気が大切になってきます。

換気で汚い空気を逃す

暮るみでは床上換気口があるので、空気の流れもコントロールでき、換気がしっかりできるので安心できます。
実際、花粉症やアトピーを持っているお客様で、暮るみの新築に住むようになり体調が良くなったと言うお声をいただきました。
モデルハウスに入っただけでも、花粉症の症状がなくなったと言うお話もあります。

建築基準法では2時間に一度換気をしましょうと言われています。
また、換気協会の話の中では、2時間に6回はしましょうと言う意見があります。
そのぐらい空気は汚れやすいと言うことです。
ただ2時間に6回換気していると寒くなってしまう問題があるので、うまく換気をする工夫が必要になるでしょう。

暮るみではVOC測定をしており、揮発性の有害物質検出が基準よりも低いので、そこも安心できるポイントかと思います。

使用前に試していただく

新築住宅を造る際に、使って良い塗料、悪い塗料があります。
木材に塗る自然塗料にも種類がありますが、自然塗料だからと言って安心ではありません。

木部に塗装するとアセトンが発生しアレルギー反応が起こりやすかったりします。
化学物質過敏症やアレルギーの心配を訴えられる方には、実際に仕様する材料を枕元に置いて一晩寝てみてくださいとお伝えしています。
どんな物質で反応が出てしまうかは、本当に人によります。
建材として使ってしまう前に、まず小さく試してもらうことが重要だと考えています。

家具からの有害物質

アレルギーが出てしまう原因として、家自体と言うよりも、個人で持ってきた家具類(海外製品など)で引き起こされるケースは多いです。
暮るみにご相談いただければ、備え付けのオーダー家具もお造りできます。
素材選びの段階からアレルギーなども考慮して造ることが可能なので安心です。
ご相談等、なんでもお聞きしますので、こちらの見学会もご利用ください↓↓

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