断熱性能
平均UA値0.43

気密性能
平均C値0.14

耐震性能
耐震等級3
構造計算

失敗しないロフト設計とは?ロフトのメリット・デメリット|暮るみの施工例

2024.02.17

ロフトとは何か?

ロフト付きの賃貸マンションに憧れたり、将来は自宅にロフトを付けたい!
そう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ロフトは、住宅の「縦の余剰空間」をうまく活用できるというメリットがあります。

この記事を読めば、

・ロフトの魅力、メリット
・ロフトのデメリット、注意事項
・ロフトと建築基準法
・暮るみのロフト施工写真

がわかります。

注文住宅でロフトを造るメリット


ではロフトを造る場合、一般的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

費用を抑えられる

一階、二階とくっきり分けて住宅を建てるよりも、中間階にロフトを設けた方が費用を抑えやすいです。
ご家族の用途や吹き抜けなども取り入れながら、うまく活用できればベストだと思います。

お子様の遊び場としての活用

ロフト特有の、「ちょっと奥まった感じ」は子ども心をくすぐります。
秘密基地やかくれんぼなど、お子さん自身が気に入って楽しんでくれる事例が多いです。
住宅の間取りの中に、子どもの遊び場は意外と少ないもの。遊び場としては適していると思います。

収納として活用


ゲストを招いた時にも、直接目に触れる場所ではないため、物置きにしたり、少々、子どものオモチャが散らかっていても気にならないメリットがあります。
今すぐには使わない衣類や小物を、いったん閉まって置く場所に適しています。
シーズンオフのもの、スポーツ用品、すぐには捨てられないものなど、人目につかない場所で手軽に収納できるのは便利です。

書斎として使用

書斎として使うには、広くはなくても、むしろ開放感のない隠れ家のようなスペースが、誰にも邪魔されることのない自分だけの空間になります。
子どもの声や生活音から少し離れ、仕事をしたり読書をする空間として活用できます。

決まった目的を持たなくても〇

「こういう部屋にする!」と100%決めてしまわず、ご家族のその時々の希望やお子さんの成長に合わせて使い方を決めていくのも良いと思います。
ひとりになりたい時に行く場所、兄弟で遊びたい時に使う場所、趣味ができた時に使う場所など、ロフトの自由度がご家族それぞれの暮らしの豊かさにつながります。

注文住宅にロフトを作るデメリット・注意点

魅力が多いロフトですが、使い方によっては危険箇所になってしまったり、デメリットが生じることもあります。

はしごを使うロフトは危険性あり

ロフトへ向かう際のはしごは、危険性もあります。
乳幼児が誤って登ってしまった、ご高齢の方が踏み外してしまう、などの事故も考えられます。
子どもの遊び場として適している一方で、はしごの上り下りに注意が必要な場所でもあります。
また、ロフトは収納スペースに適しています。
しかし、はしごでの重い荷物の上げ下げが大変であること、事故の危険性もあることから、どのくらいの重さの物まで収納するかは検討されると良いでしょう。

掃除の手間がある

埃がたまりやすいけれど、掃除がしにくい場所でもあります。天井が低かったり、収納スペースとして使われているロフトだと、スムーズなお掃除が難しかったりもします。
(天井は高くすれば良いというものではなく、建築基準法で決められた高さがあります。)
掃除機で掃除がしたい場合、コンセントの位置も設計の段階で考えておくと良いでしょう。

熱のこもりやすさ・快適さはどうか?

ロフトは、夏には暑くなりやすい場所です。
ロフトは「屋根裏収納」という意味からも来ており、屋根に近い場所なので熱がこもりやすいお部屋です。
そのため寝室として使用するのはおすすめしません。
また、ロフトの快適さについては住宅の高気密性なども関係するので、家全体をトータルで考えましょう。

建築基準法とロフトづくり

ロフトの建築には、建築基準法でルールが決められています。

床面積と高さのルール

ロフトの規定

・ロフトの床面積が、ロフトが存在する階の床面積の2分の1未満になるよう設計する事。
・ロフトの天井の高さは、一番高い場所で1.4メートル以下にする事。
・ロフトの直下の天井の高さは2.1メートル以上ある事。

自治体によってもロフトのルールが違うケースもあります。
設置の前に心配な点はご相談ください。

固定資産税を抑えることができる

ロフトをつくることで、うまく固定資産税を抑えられるメリットもあります。
固定資産税の計算には、床面積が関係します。
固定資産税=課税評価額×税率となっていますが、ロフトは法定床面積に入らないため、固定資産税の課税対象にならないのです。
しかし、ロフトの高さのルールである1.4mを越してしまうと「これはロフトでなく2階である」と判断され、固定資産税の課税対象に入ります。

暮るみのロフト施工例

ここで、実際の暮るみのロフト施工例をご紹介させていただきます。

吹き抜け+ロフトとして

リビングから吹き抜けの構造になっていれば、一階の家族ともコミュニケーションを取ることができます。
隠れ家のような籠るスペースにも出来ますが、造り方しだいで開放的にもなります。

子ども部屋を有効活用するためのロフト

二階ではなく、ロフトという少ない面積でお子様の勉強スペースなどを確保できるのも魅力的です。

一人時間を過ごすための、静かな書斎空間に

隠れ家的な空間として、静かに書斎空間として活用することもできます。

まとめ

注文住宅だからこそ実現する、理想のロフト空間。
こんな暮らしがしたい!という点を具体的に描きながら、ロフトづくりをしましょう。
暮るみのモデルハウスを見てみたいと思われた方は、ぜひお越しください↓↓

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