夏涼しい家にするには?高気密住宅と涼しさの関係|涼しく快適な暮るみの家
毎年、夏は40度近い気温となってきました。
この厳しい酷暑を乗り切るために、少しでも家の中を涼しくしたいですね。
この記事では
・なぜ家の中が暑くなる?
・家の中を涼しくする対策
・見た目から涼やかにするデザイン
がわかります。
夏に家の中が暑くなる原因とは?
では、なぜ家の中が暑くなってしまうのでしょうか。
日差しを避ける構造ではない

強い日差しを避ける構造になっているでしょうか。熱がこもりやすい構造の家だと個人で対策していても、暑い空気が抜けない空間となってしまいます。
新築を建てる方は、設計段階から、間取りや窓の位置、大きさ、シャッターや葦簀などの工夫を考えましょう。
気密性が悪い
隙間が多い家の方が風が入ってくるイメージを持たれるかもしれません。
しかし実際には機密性が高く、隙間のない家の方がエアコンの効きが良いです。
そのため、高気密にこだわっているハウスメーカーを選ぶのが良いと思います。
通風、エアコンなどの使い方は?
風通しの悪い構造になっていないでしょうか。窓が対角線上にあり、しっかりと通風ができるでしょうか。またエアコンの温度を下げすぎても健康に良くないので、涼しさを逃さない家の構造とともにエアコンの使い方を考えましょう。
過ごしやすい涼しい家にする方法とは
では少しでも過ごしやすい涼しい家にするにはどのようにしたら良いのでしょうか。
高断熱な造り

高断熱性があることで、熱が逃げにくい空間になり、エアコンの涼しい空気も閉じ込めてくれます。省エネが実現することで、電気代も最小限で済むこともメリットです。
高気密にしよう

気密性が高いことで、家の隙間がなく、エアコン1台で隅々まできちんと効く空間となります。
実際、暮るみの家では6畳用のエアコンで36坪まで冷却できています。
お施主様からも「家のどこにいっても快適!」というお声をいただいております。
日射遮蔽を考える
窓は、寒さ対策だけではなく、暑い時期の日ざしへの遮蔽性も重要です。
強い西日の影響を避けるために、庇や軒の出を工夫したりシェードをつけたり屋根の形状によって遮蔽を考えるなどの方法をとりましょう。
通風をよくする

空気が停滞しないように、風通しを良くすることも涼しさ対策の1つです。
暮るみの家では、給気と換気を1カ所で、ダクトを通じて行っています。
換気については、フィルターを通して取り込んだ外気が床下で冷やされてから室内に吸気されるため、熱い空気が直接室内に充満することがなく、室温の上昇や冷房負荷を防ぐことができます。
お部屋の中は、常にエアコンの26度くらいの状態になっていて快適です。
エアコンを適切に使おう
全館空調を入れると100万円単位の費用がかかってしまいます。
暮るみの家で建てれば、いちばん省エネになるエアコンをつける位置も含めて、ご相談しながら考えます。
エアコンはずっとつけっぱなしを推奨しています。
高気密な家なので、外出時もエアコンをつけっぱなしにしておくことで、切ったり入れたりと言う運転をしなくても、一定の温度で大丈夫。省エネになります。
家の中で暑くなりやすい場所は?

では、家の中で熱くなりやすいのはどういった場所でしょうか。
屋根裏など屋根に近い部屋
天井に近い場所は暑くなりやすいです。屋根裏は特に熱がこもってしまい、逃げていかないため、暑くなりやすいです。
その付近を寝室にしていると寝苦しくて寝られないと言う方も多いでしょう。
屋根の真下である小屋裏は、高温の熱が蓄積しやすく、約80度の熱が溜まっています。
暮るみでは、勾配天井で熱を逃す対策をしています。
勾配天井は屋根なりになっていて、上の方へ熱が逃げて熱だまりができるため、暑い空気が人体と離れるため快適に過ごすことができ、エアコンの稼働を減らすことができます。
また、屋根裏の、いちばん日光が届く場所を洗濯を干す場所としてつくったりもしています。
ロフトなど空気がこもる部屋

窓がないお部屋は通風が悪く、湿気もこもりやすいため、暑いと感じやすい場所です。
書斎やロフト等といった1人でこもれる場所は、プライベート空間となり使いやすいですが、他のお部屋よりも暑くなりやすいです。エアコンも取り付けられないような狭いお部屋だと夏の間は辛いので、そういったことも含めて間取りを考えると良いでしょう。
窓の多い場所
通風は大切ですが、窓が多い場所、または窓がとても大きい場所のお部屋は直射日光がたくさん入ってきて暑くなりやすいです。
熱の出入りは、窓が一番多いです。
壁と比べると、約6倍の差があるため、室温を上げてしまう大きな原因となります。
窓の性能にこだわり、より熱を通しにくい窓にすることが健康にも、省エネにもつながります。
庇や軒、シェード、すだれやカーテン、シャッターなどといった日射遮蔽の対策をし、うまく遮るようにしましょう。
デザインから涼やかにするには
では、実際の温度だけでなく、見た目から涼やかな家にするにはどうしたら良いのでしょうか。
お庭を作る、グリーンカーテン
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部屋の中を涼しくする方法の1つとして、グリーンカーテンが挙げられます。
グリーンカーテンは緑のカーテンとも呼ばれ、窓付近に植物を這わせることで、日除け効果を生み出します。
温度が上がりやすい都心部であっても、植物の光合成によって温度を下げる働きがあります。見た目にも涼やかで、商業施設、文化施設でも採用されている方法です。
間接照明や落ち着いた色味
真っ白な蛍光灯の光は、眩しく、時に暑苦しさを感じさせることもあります。
暮るみでは、壁から間接照明を充てるなど、照明のあてかたにもこだわっています。
スタイリッシュでおしゃれなお部屋になり、過ごしやすい空間になるでしょう。
湿気が篭らないお風呂

お風呂に湿気がこもると蒸し暑さも倍増します。
浴室は湿気が溜まりやすい場所でもありますが、暮るみの家づくりでは、お風呂を天井のない設計にしており、快適なお風呂タイムが実現します。
湿気がこもることがなく、カビが生えない天井です。開放感もありお風呂タイムが心地よい空間となるでしょう。
まとめ
涼しい家にする方法、対策をご理解していただけたでしょうか。
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