工務店のありかた。~岡崎市・幸田町で注文住宅を建てるなら、暮るみ株式会社~
代表の山本です。
先日、西尾市にて上棟をしてまいりました。
雨男の私のせいかはわかりませんが、いつものように雨で3日延期してしまいました・・・
無事に棟上げまで進みました。
棟梁の杉浦大工さんも一安心しておりました。
上棟の前に基礎工事をします。
基礎工事には基礎断熱の場合は、断熱材を基礎の立ち上がりに張ります。
暮るみの場合は、必ず立ち上がりの基礎と一体にしてコンクリートを流し込みます。
そうすることによって、断熱材にしっかりコンクリートが隙間なく密着できます。
後からコンクリートにボンドを塗り、貼り付けると隙間が出来てしまいます。
その隙間に家の天敵、シロアリが入った時に、蟻道(白ありが通った跡)が見えなくなりシロアリの発見が遅れてしまいます。
ですので、暮るみは必ず一体打ちをルールとして施工していきます。
暮るみの基礎断熱にはもう一つルールがありまして、
断熱材の下場は45度斜めにカットしておくことです。
何故かといいますと、真っすぐのまま取付けコンクリートを流してしまいますとどうしてもコンクリートの下との隙間ができてしまいます。
面で密着するより点で密着する方が隙間なく、しっかり施工できます。
暮るみの断熱一体打ちのルールには、とても大事な意味があります。
それは結露です!
隙間ができる=空気が流れる
空気が流れる=結露する可能性が出てくる。
結露もまた家の天敵です。
結露する=湿気る
湿気=白ありが発生しやすくなる。
になります。
これらの理由があるので、暮るみの基礎にはルールを決めて施工しております。
そういった細かいルールを当たり前に職人さんが施工していく。
そういった結露の発生理由、シロアリの発生理由を理解していれば、どのように施工すればいいのかわかるのです。
正しい施工をしないと後から大変な事になる可能性だってあります。
大変な事にならなくとも、余分なメンテナンスが必要になっていきます。
正しい知識で、正しい施工をして、お客様の暮らしを守る。
それが工務店のあるべき姿だと私は思います。
世界基準の健康な家造りは こうして造られていきます。