住宅ローンのお申し込み流れとおすすめ|新築契約でおさえたいポイントは?
住宅ローンとは
自分の持ち家が欲しいと思った時、数千万円の費用を一括で払える方は少ないかと思います。
ほとんどの方が検討される住宅ローンの、お申込みの流れをひと通り解説していきます。
この記事では、
・住宅ローンのお申込み流れ
・住宅ローンの種類とおすすめ
・暮るみにも相談できる住宅ローン
についてわかります。
住宅ローンお申し込みの流れ
まず、どのような流れで住宅ローンを申し込むのでしょうか。金融機関によって多少異なりますが、一般的な例をご紹介します。
審査申し込み
住宅ローンを利用する場合は、まずは審査に通らなくてはなりません。
免許証や印鑑、源泉徴収票など、必要なものを用意しましょう。
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仮審査
おおよそ5日以内に合否が通知されます。
事前の審査に通った後は、本申し込みに入ります。住民票や印鑑証明書など、最初よりも多くの書類を提出します。
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本審査
おおよそ1週間程度の審査がなされ、合否が通知されます。
本審査を通過すると、金利タイプや借入期間等を決めていくことになります。
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契約
その金融機関と振込の契約をし、借り入れ開始となります。
金融機関の説明をよく聞き、初回の返済日、金額を確認しておきましょう。
金利の仕組み
住宅ローンの金利にも種類があります。
固定金利
固定金利とは、ある一定の金利額が継続的に適用されるタイプの金利となります。
そのため、支払い額がアップダウンせず、安定している金利といえます。
また固定金利には以下2つのタイプがあります。
全期間固定金利型
返済が終わってしまうまで金利変動なし。
住宅ローン返済期間の間は金利が変わらず一定で安心、将来の資金計画もしやすいです。
しかし、固定期間選択型よりも金利は高くなってしまうので、検討が必要です。
固定期間選択型
設定した期間中の金利の変動なし。
それ以後はあらためて自分で選択。
借り入れ時に契約した期間(数年単位)が固定金利の適用となります。
固定期間終了後には再度選択することが必要です。
変動金利
変動金利とは、契約した時点での金利がその後も一定ではなく、変動する金利タイプのことです。
社会情勢によってアップダウンするため、今後どうなっていくか、不安定、不透明なところがあります。
金融機関によって条件は違います。半年ごとなどに見直しが入るのが一般的です。
自分に合っているのはどちらか、変動金利なのか、固定金利なのか?事前によく検討しましょう。
住宅ローンの種類
住宅ローンにはいくつか種類があります。
公的融資
公的融資を簡単に言うと、国や自治体などの公的機関が実施しているローンです。
かつては多くの方が利用していましたが、法律が変わり、公庫融資が廃止されてからは民間融資の割合が多くなりました。
対象とされる条件があり、財形住宅に関しては適用になるなど制限が設けられています。
民間融資
反対に、民間融資は銀行や保険会社等が手がけているローンとなります。
銀行や支店の数も多いため、多くの方が気軽に利用することができます。設けられている審査にクリアする必要があります。
フラット35
フラット35と言うのは、最長35年の住宅ローンで固定金利タイプの住宅ローンです。
住宅金融支援機構という、団体と民間の金融機関が提供している住宅ローンとなります。
最初の段階で借り入れの金利や返済額が決定することにより、その後の資金計画がしやすくなります。
返済方法の種類
では、返済方法にはどのような種類があるのでしょうか。
元利均等返済
多くの金融機関が扱っている返済方法の1つです。
元利均等払いは、元金と利息を足した金額が毎月一定の返済額として請求される返済方法です。
毎月の返済金額が変わらないため、安定した返し方ができると言えるでしょう。
元金均等返済よりも総返済額が多くなる部分においては注意です。
元金均等返済
元金均等返済というのは、毎月の返済金額のうち、元金の額が一定となる返済パターンです。
返済をしていくと、返済額は少なくなりますが、返済スタート時の返済額が最も高くなる設計のため、注意が必要です。
自分が利用したい金融機関が扱っているかどうかを確認してから検討しましょう。
住宅ローン控除
住宅ローンを組んでいる事で、戻ってくるお金もあります。
決められた条件を満たすことで、住宅ローン控除を受ける事ができます。
確定申告の際に、税金の控除を受ける対象となります。
主な必要書類
・確定申告書
・住民票の写し
・源泉徴収票、簡易帳簿など
・住宅借入金等特別控除額の計算明細書
・建物、土地の登記事項証明書
・不動産売買契約書の写し
・借入金の年末残高証明書
住宅ローンの選び方
住宅ローンに関しては、今だと低金利という部分はメリットです。
しかし住宅ローンの数自体は、実に5000種類ほどあると言われます。
昨今ネットバンクなども出てきていますが、更新など自己管理も必要になります。
たくさんあって、迷ってしまわれる方も多いのではないでしょうか。
個人に合ったプランであるか、検討が必要です。
たとえば、変動金利タイプのローンを選んだ場合、最初のスタート時は安い金利でも、途中から保証料や、つなぎ融資(一時的な立替え)も発生して、トータルで見ると高額になってしまうケースも。
どんなタイプの住宅ローンでも、表面上の記載だけを鵜呑みにせず、本当に自分に合っているかの検討が必要だと思っています。
また、暮るみ株式会社として、ひとつポイントなのは保証料の部分であると考えています。
金融機関からの保証や付加価値を重視して選ぶ事はポイントだと思っています。
住宅ローンの中には、プロパーローン(保証協会を通さずに銀行から直接保証が出るタイプのローン)というものがあります。
一般的な住宅ローンとは異なり、プロパーローンでは金融機関と内容を相談しながら決定していく点がメリットでもあり、ご提案することがあります。
また、その方に合った銀行などもご提案しています。
35年ローンを40歳頃に組む方もいますが、70歳位で本当に返済できるのか?といった不安点も残ります。
返す事がとてもきつくなるような設計にすると、お客様自身の首を絞めてしまうことになります。
注文住宅が欲しいというお気持ちは充分汲んだ上で、人生設計から考えましょうとお話ししています。
将来を見通せる金額しか借りてもらわないようにし、その後の人生で苦労されないようにと思っています。
自分にとっての借り方
資金・収入がある程度ある方
現在、低金利のため、頭金としてまとまった金額を支払うより、ローンを組み、保険の運用で2%など帰ってくるローンの検討も良いと思います。
一気に支払ってしまうよりは、住宅ローン控除を利用しローン返済する方法をとることでお得になる場合があります。
金利が高い時期には自己資金を使った方が良いかもしれませんが、自分の収入で充分返済していける方は運用に回した方が良いのではないかというお勧めもしています。
安定した収入や資金が足りない方
お金に困っているけど、新築がほしい、注文住宅を作りたいという方に関してはじっくりお話をします。
急にローンを組んで借り、新築を建てるのではなく、今あるお家を部分的にリフォームするだけでも快適に暮らせることもあります。
新築だけが全てではないのです。
資金計画が難しい状態で、無理に新築を勧める事はありません。
まず、人生設計を考えましょう。
若すぎて収入が安定しておらず悩まれている方には、収入ができてからまた検討する方向が良いかもしれません、というお話もしています。
暮るみ株式会社では、資金面や住宅ローンの組み方、家づくりまで、トータルで考えながら家づくりのご相談に乗ります。
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