これからの暮らしを豊かにする24坪の平屋
家本来の心地よさを感じながら健やかに暮らす。
木の温かみ、自然光のやさしい光、年中過ごしやすい心地いい室温、心も身体も健やかに、穏やかな時間が流れるくつろぎの空間となるようにお施主様と職人さんと想いを込めて造ったお家です。
家の性能:耐震等級3取得 長期優良住宅 C値:0.08 Ua値:0.32
玄関
日常的に安心して暮らしていただくため、外も中もバリアフリーを意識して設計しています。
車から降りてからも、段差なくスロープで家の中まで入っていけるようになっています。
大きく伸びた軒が雨を防いでくれ、軒裏にはやさしい雰囲気の杉板を使っています。
木々が顔をのぞかせ、風が通りぬけ、とても心地がいい空間です。
玄関ホール
玄関を開けた先は、段差のないフラットな玄関ホールとなっています。
帰ってきた時、玄関が何だかホッとするやさしい空間になればと思い、お気に入りの椅子が置けるスペースと季節ごとにお花が飾れる一輪挿しで空間をつくりました。
玄関にはお施主様の持ち物に合わせた多すぎない下駄箱と外の掃除道具がしまえるトールの収納を造りました。
低めに造った下駄箱の上にはお花や植物を飾って楽しんでいただけれるスペースを設けました。
寝室
壁は和紙の壁紙を使っています。
やさしくやわらかに照明や自然光を反射させ、とても落ち着いた空間になっています。
床にはカーペットフロアを使っています。
フローリングよりも感触がやわらかく、音の反響も少し軽減してくれます。
寝室に地窓を設け、自然を感じられるちょっとした坪庭を造りました。
洗面脱衣所・WCL
お施主様の暮らしに合わせた暮らしの動線もポイントです。
寝室から洗面、WCL、キッチンまでいける動線を廊下ではなく、空間を無駄なく使い、そのまま行けるようにしています。
朝は、顔を洗って、服を着替えて、食事を準備。
食事を済ませたら、食器を洗い、洗濯物を洗って干す。
乾いたらそのまましまってり、カウンターでアイロンをかけすぐにしまえる。
家事の動線も短くしています。
勾配天井を生かすことで、ランドリースペースを設けることなく室内干しができ、省スペースで空間の無駄もなくせるように工夫しています。
更に上の空間は、家のなかでも特に空気が暖かく、きれいなのも洗濯スペースとしておすすめしたい理由のひとつです。
浴室
今回は家の中心に浴室を設け、より暖かく、快適に安心してお風呂時間を過ごしていただけるように設計しています。
家中の室温と変わらない快適な温度だからこそ、ヒートショックのリスクを軽減し、カビの繁殖も防いでくれます。
トイレ・廊下
万が一介助や介護が必要になったときもストレスなく暮らせるように、ゆとりのある廊下やトイレとなっています。
トイレの扉も車いすでも開け閉めしやすい扉を職人さんに造ってもらいました。
LDK
多くの時間を過ごすLDKは、コンパクトながら余白を残した16帖の広さに3帖の畳スペース、大きな窓や窓の配置でゆるやかに外とつながる開放的な空間となっています。
ソファではなくダイニングテーブルをくつろぎの中心とし、座った時に山や空、庭の植栽を楽しんでいただけるようにしました。
壁は聚楽という塗り壁を使い、間接照明の光がやわらかく広がり、大きな梁や造作で造った家具の木とも相性抜群です。
今回は職人さんに内障子を造ってもらい、少し和の雰囲気を取り込み、障子を通したやわらかな光でくつろいでいただけるようにしました。
趣味の習字を楽しんだり、読書やティータイム、お施主様に合わせた造作のカウンターでくつろぎのひとときを。
庭
お花がお好きなお施主様のご要望で、たくさんの種類のお花を植えました。
アプローチを楽しみながら、季節を感じて過ごせるお庭をとても気に入っていただいています。
日々、心にゆとりをもって、長く健やかに暮らす平屋のお家の紹介でした。
暮るみは、暮らしの基盤となる家だからこそ、家族の健康に目を向け、家本来の心地よさを感じられる家造りを自社の大工さんと共につくり、守り続けています。