家族の健康を守る31坪の家
自然光が降りそそぐ心も身体も健やかで豊かに暮らす。
日射取得が難しい立地条件の土地でしたが、日照シミュレーションをもとに窓の大きさや配置にこだわり、大きな吹抜けも設けました。
家族のくつろぎの場は、自然光がやさしく降りそそぎ、木のぬくもりを感じられる心地よい空間となっています。
心地よく木のぬくもりを感じるお家をとても気に入ってくださっています。
健康と暮らしを守るための性能はもちろんですが、住み心地にもこだわったお家となっています。
家の性能：耐震等級3取得 長期優良住宅 C値：0.13 Ua値：0.37
玄関
将来を考え、玄関アプローチからスロープで玄関まで入ってこれるようにしています。
現在は芝生を敷いていますが、コンクリートに変えることで車いすの走行も可能です。
玄関もバリアフリーにしています。
ただいま手洗いの習慣にもなる小さな手洗い場。
無垢の木とも合う和の雰囲気の照明がやさしい光で家族をお出迎え。
玄関の奥にはシューズクロークを設けました。
玄関アプローチからそのまま自転車を引いて収納しておくこともできる広さを確保しました。
外用のモノもしっかりしまえて、しまいやすいようにゆとりを残しました。
暮るみのお家は玄関入った瞬間から暖かい！なので玄関で上着をかけれるようにコートハンガーを設けています。
LDK
廊下を設けず、玄関はいってすぐがLDKとなっています。
自然光で明るく心地よい空間となるように大きな吹抜けのあるLDK。
コンパクトながらもほどよくゆとりをとり、必要な分+αの収納で無駄のない空間となるように意識しています。
無垢のフローリングと無垢の木で造った家具や扉がやさしい雰囲気をつくり出しています。
扉のほとんどはシナという木をつかっています。
やわらかでやさしい雰囲気が特徴的です。
玄関との境の扉やキッチンの飾り天井はレッドシダーという木をつかっています。
色味にばらつきがあり、アクセントにもなります。
暮るみの特徴のひとつでもあるレンジフードないキッチン。
お掃除が楽というは一番のメリットですが、実はレンジフードがないことでキッチンの配置も自由にできます。
今回はLDKとのつながりを意識して中心に配置し、窓から植栽を楽しめたり、開放的なキッチンとなっています。
キッチンの収納は扉で隠せる収納にしました。
頑張ってきれいにしないと！なんてことはありません。
大雑把に収納して、必要な部分だけ扉を開けますし、使い勝手が変わっても棚を移動したりしてその時々で使いやすく変えれるのも便利！
大きな吹抜けは開放感たっぷりです。
ダイニングから見上げると空が見え、なんだか心にゆとりをつくってくれるような感じがします。
性能を高めているからこそ大きな吹抜けが温熱環境を更によくしてくれます。
上下の階での温度差を減らし、温度のバリアフリーを実現。
洗面脱衣所
4帖分のスペースを確保し広々とした収納力もあります。
洗ったものや部屋着などをちょっとかけて置けるハンガーパイプや肌着やタオルを収納できる棚。
扉付きの収納にはストック品などをしまうことができます。
床にはタイルを使っていますが、冬場でも表面温度は20～21℃あり床暖房がなくても暖かく快適です。
造作の洗面化粧台は、広々としていて家族の身支度渋滞も心配なし。
タモという木をカウンターで使用し、幅90㎝の広々とした洗面を使用しました。
お風呂
天井のないお風呂は開放的なだけだはなく、暖かく快適です。
洗面脱衣所やLDKとの温度差もほとんどないためヒートショックのリスクも軽減できます。
壁は、モールテックスという海外製の塗り壁で仕上げています。
温度差をなくす一工夫として、空間を仕切りすぎず、空気が循環しやすくなるように開口を設けています。
玄関や洗面、トイレが寒い、暑いとなる心配もありません。
外付けブラインド
吹抜けに大きな窓を設けたことで暑い時期にエアコンの負担を減らすため、外付けブラインドを取り付けています。
夏の暑い日差しは、室内ではなく、しっかり外で遮蔽する必要があります。
遮蔽しつつ、光も取り込めるようにブライドを使用しました。
2階の天井は勾配天井のため梁が見えるので、窓枠や巾木には無垢の杉を使い、木の雰囲気で統一しています。
天井に照明つけるのではなく、やわらかな光が落ちる間接照明を使用しています。
間接照明の幕板も杉の板で造作しました。
開放的な2階は空気も循環しやすく、温度差を感じにくい空間となっています。
その分、音や光が漏れやすいため天井は有孔ボード、床はカーペットフロアを使用し音の反響を防いでいます。
健やかで豊かな暮らしを小さなエネルギーで経済的に。
そんな想いを込めて造った自然光と木のぬくもりを感じるお家のご紹介でした。
