断熱性能
平均UA値0.43

気密性能
平均C値0.14

耐震性能
耐震等級3
構造計算

24時間換気システムとは?音がうるさい?止めて良い?|暮るみがつくる換気と給気が整った健康になれる家

2024.01.10


24時間換気システム。
最近の新築住宅には、絶対に設置してあります。
しかし、換気システムに関して疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。


この記事では、

・24時間換気システムとは?
・24時間換気システムの音が気になる、止めて良い?
・暮るみがつくる、換気と給気システムが整った健康になれる家

がわかります。

24時間換気はどんな仕組み?

最近の新築住宅には、絶対に設置されている24時間換気システム。その仕組みを知っていきましょう。

24時間換気システムって?

24時間換気システムとは、住宅の中の空気を適切に入れ替えて、常に新鮮な状態に保つシステムのことをいいます。
建築基準法によって義務付けられています。
目的としては、シックハウス症候群対策です。
(ホルムアルデヒドなど、家具や建材などに使われていた化学物質による健康被害、結露によるダニやカビのアレルギー疾患対策のため)
マンションや一戸建てなど、建物には必要な換気システムとなります。

24時間換気システムは止めて良いか?

24時間換気システムは、基本的には止めないでください。
長期間外出するから、電気代が気になるからと言っても、お部屋の換気を考えると、なるべく止めない方が良いものです。
昔の住宅と違い、今の新築住宅は気密性が高いです。その分、外の冷たい空気も入ってこないのですが、汚染された空気も出て行きにくい構造となり、シックハウス症候群も心配されます。
適切に換気しないと、CO2や揮発性のガスなどが家の中にこもってしまうのです。

音がうるさい原因は何?

24時間換気システムは常に動いている状態のため、その音が気になると言う方もいらっしゃるかと思います。
止めることはできませんが、あまりに音が気になる場合、ひどい場合は汚れなど疑ってみる必要があります。

フィルターが掃除されているか

フィルターを掃除せずに放置していたため、汚れが詰まっていて、騒音になってしまっているケースもあります。
定期的にお掃除をしましょう。

内部の不具合・経年劣化

モーター等といった内部の機器が故障して、不具合が生じているケースがあります。
長年使い続けることによって、モーターなどが劣化して、音がうるさくなるケースが考えられます。
これらは個人で直す事は難しいため、業者さんに連絡を取りましょう。

そもそも換気とは?

ここまで一般的な24時間換気システムについてご説明しました。
しかし、そもそも換気とは何が重要か?本当に必要な換気や給気について、紐解いていきましょう。

換気に関しては、2時間に一回、家中の空気を全て入れ替えましょうと定められています。(本当は1時間に6回が望ましい)
ただ、そうすると家の中が寒くなりすぎるので非現実的であり、別な対策が必要です。

換気と給気

換気するということは、給気も必要になります。
そのため、壁にパイプをつけたり、窓の枠にガラリを設置し給気したり、外の空気をダイレクトに入れる作業が必要です。
壁に穴を開けて給気するタイプは、一般的にペラペラしたフィルターが入っていたり、またはフィルターが何も入ってないタイプも存在します。その場合は汚い空気が直接入ってきてしまいます。

窓の枠にガラリのタイプもフィルターはついておりません。
花粉や黄砂もそのまま入ってしまうため、健康的な換気・給気が実現しないのです。
(シックハウス症候群は、クロスに使用した糊だったり、その他ホルムアルデヒドなどが原因で症状が起きます。)

暮るみで使用しているのは、熱交換換気システムのような高価な換気扇ではありません。
気密性は担保しつつ、あたたかい空気は室内に送れるような理にかなった換気システムです。

換気口の位置が重要!

一般的な24時間換気は、お家の高いところに給気口が設置されています。
しかし換気・給気の考え方で行くと、実は空気はうまく入れ換わらないのです。

あなたのお家のトイレを想像してみてください。


天井付近の高い位置に24時間換気口がついているお家は多いですよね。
汚い空気は下にたまるため、トイレの臭いの原因となる空気は下へ向かいます。
天井付近に換気口があっても、綺麗な空気だけ外に出してしまって、臭いは一向に取れない・・・。といった状況になります。
不純物の多い、汚い空気はお部屋の下へ落ちていきます。おのずと床にたまり、人が歩くことで舞い上がります。
換気が不充分だと、常に汚い空気と過ごすことになります。
そのため、暮るみでは換気口は床に設置しますが、逆に給気口はより高い場所に設置しているのです。

トイレやお風呂の断熱欠損

トイレやお風呂の換気扇は、実は悪い例。
換気扇をその場所に設けることで、その部分が断熱欠損になってしまいます。(断熱材が入らない箇所になる)
イコール気密性、断熱性に欠けるということです。
暮るみでは、各部屋に床下換気口がありますが、さらにそれを1カ所にまとめて集中換気ができるシステムを作っています。
給気に関しても一箇所にしているため、壁に余分に穴を開ける工事をしなくて済むのです。
結果、断熱性、気密性が保たれた快適なお家になります。

換気でお部屋をあたためる

一般的な給気口は、冬だと外の0度の空気を直に入れてしまうため、お部屋の中が寒くなります。
暮るみの給気の場合は、外気をフィルターを通してあたたかい床下の空間から入れてくる構造になっています。
床下の空間は地熱により暖かいため、0度の外気が入るはずが、12〜13度程度の温度として床下から家の中に入ることになります。
床下の空気は、愛知県であれば冬季でも平均して13度ほどあります。(家の外に近い所は15度あります。)

家の中でも室温が23度ありますので給気される空気は温められ実際に家の中の給気口から出る給気温度は18度くらいになります。

0度の空気をダイレクトに入れるより18度の空気を吸気することにより

冬、6帖用のエアコンだけで充分あたたまるお家が実現するのです。

6帖用ですので何より電気代もかからずに家計にも優しいです。

徹底的に、臭う場所を洗いだす

換気扇の役割とは、家の中から発生したイヤな臭いを外に出すことです。
お家の中で臭いが強い所と言えば、トイレ、キッチンの生ごみを捨てる場所、赤ちゃんのおむつ替え、

家の中で1番臭い所ってどこかご存じでしょうか?

玄関の下駄箱です。


暮るみでは、下駄箱にも必ず換気口を設けるようにしています。


最初にヒアリングをして、その臭いの気になる場所に換気口をつけます。
そのように造れば、家全体が綺麗な空気で満たされるというわけです。

イヤな臭いにすぐセンサーが反応

また、暮るみのお家では、CO2センサー、VOCセンサーが付いています。
ゲストがたくさん来て、CO2濃度が上がり、お部屋の空気が汚れること、ありますよね。
そんな時、家の汚れを感知すると換気扇が勝手に強運転になってくれます。
換気が完了すると、自動で通常運転に戻ります。フィルターも付いていてPM2.5等も除去してくれるので安心です。
(詳しく知りたい方は、オカトミ様の製品をご参照ください。)
新しい家具を買ってきたときでも安心。
家具から出る有害な揮発性ガスにも反応して除去してくれますので、常にきれいな空気で保たれます。
実際のモデルハウスでこの快適さを感じてみてください↓↓

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