断熱性能
平均UA値0.37
※直近1年平均

気密性能
平均C値0.14
※直近1年平均

耐震性能
耐震等級3
構造計算

ゾーニングしていますか?快適な家づくりのコツ|動線がスムーズな暮るみの間取り

2025.09.27


  
新築の注文住宅を建てるとき、間取りを考えることを悩む方は多いでしょう。
しかし間取りの前に「ゾーニング」と言う考え方がありますので、ご紹介します。 
 
この記事では

・ゾーニングってなに?
・ゾーニングする際、気をつけるポイント
・暮るみの間取り例

がわかります。

ゾーニングって何?

では、まずはじめに、ゾーニングとは何でしょうか?
ゾーニングとは、自宅の空間を用途別に分け、効果的に配置する作業です。
大きく分けると、建物の外側の庭、ポーチ、駐車場なども含まれますが、ここではわかりやすく、家の中の間取りについてご紹介します。

間取りの基礎・ゾーニングの考え方

まずは間取りの下書き、骨格を作ると言う感覚で作成していきましょう。
機能や使用用途に合わせて空間を、まずは大きく区切っていきます。
快適で暮らしやすい家にするためにはこれが欠かせません。

大きく4つに分けられるゾーニング

ゾーニングは主に4つに分けることができますので、詳しくご紹介します。

パブリックゾーン
・リビング、ダイニングといった家族が集う場所
プライベートゾーン
子供部屋や書斎などといったそれぞれの場所
サービスゾーン
キッチン、トイレ、お風呂、洗面所など生活に不可欠な場所
通路、廊下ゾーン
廊下や階段などの移動するための場所

パブリックゾーン

リビングやダイニングといった家族が集う場所で、家の中でも広めの間取りを取る場所です。
テレビを観る、くつろぐといった憩いのスペースで、広さや快適さが重要な場所です。
家族みんなが使う場所のため、全員が快適に過ごせる設計になるよう、意見を取り入れながらつくっていきましょう。
また、ゲストを招く場所でもあることを忘れずに考えましょう。

プライベートゾーン

プライベートゾーンは家族がそれぞれに過ごす場所です。
子供部屋や書斎といった、一人で過ごす事の多い空間になります。ひとりで落ち着ける場所である事、またその他のゾーンとの距離感や風通しなどをトータルで考えていく必要があります。
お子さんがまだ小さいうちは、家族とコミニケーションが十分に取れるかなど考慮すると良いと思います。

サービスゾーン

お風呂やトイレ、洗面所といった、生活に必要なゾーンです。
生活に不可欠なゾーンなので、なくす事はできません。うまく間取りに取り入れ、気持ちよく使える動線にしていきましょう。

通路、廊下ゾーン

通路や廊下といった、家族が移動するために作られた空間です。
狭小住宅など、狭い土地に家を建てる場合などは、廊下をどのくらいの幅にするか、必ずしも必要としない場合、いっそなくしてしまうかなど、考えると良いと思います。

ゾーニングで気をつけるポイント

では、ゾーニングを考えていく上で気をつけるべきポイントはどんなところにあるのでしょうか。

風通しはよいか?

湿気のこもりにくい家にするためにも風通しを考える事は重要です。
たとえば部屋に窓が1つだった場合、うまく通風できませんので、対角線上に窓がある配置にする必要があります。
プライベートゾーンである書斎やロフトなどは、湿気がこもりやすかったりするので、風通しには気をつけて設計しましょう。

日射取得はできているか?

窓の大きさや位置は、日射取得率に影響します。日当たりの良い場所に大きめの窓を設けるなど、工夫しましょう。
また、窓に関しては景色の見え方や、外からの人目も気になるところです。
吹き抜けを利用したり、高い場所に窓を設けたりなど、いろいろと工夫できます。
(窓について詳しく知りたい方はコチラ🔗

1日の動き・生活動線を意識

どんなゾーニングにしたいかと言う希望もあるかと思いますが、まずは1日で家族がどんな動きをするかを洗い出しましょう。
家族それぞれの行動パターンを書き出してみると良いと思います。
子供が帰宅してから、どんなルートを通って子供部屋まで行くのか、洗濯を干す時はどこに干すのか、買い物をして帰ってきてから、荷物はどこに置いてどんなルートをたどってリビングまで来るのかなど、詳細にイメージすると快適な動線になります。

廊下ゾーンをあえてつくらない

暮るみの間取りとしては、廊下ゾーンをあえて作らないと言う方法もとっています。
やはり廊下を作ってしまうとその分スペースがとられてしまいます。
造らずにリビングダイニングにスペースを持っていく方がうまくいく場合もあります。

暮るみの間取り例

では実際に暮るみの間取り例をご紹介させていただきます。

日の光がたくさん入る窓

リビングダイニングは吹き抜けにして、大きな窓にするとたくさんの採光が得られ、気持ちの良い空間となります。

洗濯物は邪魔にならないゾーンで干す

天井に近い場所で洗濯物を干すと、家の中の一番暖かい位置で乾き、湿気も気にならず、家事の時短にもなります。
また、歩く人の邪魔にもならず、快適な動線設計ができます。

しっかりと一室、和室を設ける

現代の新築住宅では、あえて和室を造らない場合も多いです。
しかし和室は癒し効果もありますし、仏壇をしっかり置きたい方にはおすすめです。
部屋の広さや家族構成を考慮しながら、設計しましょう。

リビングに小上がりの畳スペース

和室というほどしっかりと区切られたお部屋ではなく、ちょっとした小上がりの畳スペースを設けるのも良いでしょう。
小さなお子さんがいる場合にも授乳や遊び等に利用できて便利です。少し座ったりする空間として重宝します。

暮らし方に合わせた収納

家族の暮らしに合わせて収納計画をたてることがスッキリと片付く家造りのポイントです。
朝起きてから、帰宅後のルーティンに合わせて収納や洗面所、LDKまでの動線を工夫することで日々のちょっとしたストレスも減らすことができ、収納しやすく散らからないストレスフリーな暮らしができます。

まとめ

ゾーニングについてご理解いただけたでしょうか。
快適な暮らしには日々の家族の暮らしを見直し、家族に合ったゾーニングで間取りや収納計画をすることが大切です!
間取りについてなどわからない事はいつでもお聞きいたしますので、ぜひ相談会にご参加くださいませ↓↓

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